一般歯科について

一般歯科では、虫歯や歯周病の治療、歯のクリーニングなど、口腔内の健康を守るための多様な診療を行っています。虫歯は初期段階では自覚症状が少ないため、痛みや違和感を感じた際には早めの受診が非常に重要です。早期に治療を行うことで、虫歯の進行を防ぎ、健康な歯を維持できます。また、歯周病は進行すると歯を失う原因となるため、定期的な検診が欠かせません。定期検診を受けることで、歯科医師が口腔内の状態をチェックし、早期に問題を発見することが可能です。さらに、一般歯科ではお子さまからご高齢の方まで、一人ひとりに合わせた治療を提供しています。お子さまには、成長に応じた適切な予防歯科や矯正治療を行い、ご高齢の方には、歯の機能を維持するための入れ歯やブリッジ、インプラントなどの治療を提案します。各患者様のライフスタイルや健康状態に応じた個別のアプローチを大切にし、患者様が安心して治療を受けられる環境を整えています。

虫歯治療

虫歯でお困りではありませんか?

●歯が痛い
●歯が欠けた、詰め物が取れた
●冷たいものや熱いものがしみる
●口の臭いが気になる
まずは、歯の状態について、お話しを伺います。その後、診療のご説明をさせて頂き、ご納得頂いた上で、適切な治療を行います。

◆ なぜ虫歯になるのか?
虫歯は、歯質、虫歯菌、食べ物の3つの要素に時間の経過が加わってできると言われています。つまり、これら3つの要素が重なる時間が短ければ虫歯になる可能性が低く、長ければ虫歯ができやすくなるのです。

虫歯治療について

◆ C0/削る治療の必要ない初期の虫歯
歯の表面が脱灰し始めた状態です。この段階では穴は開かず、痛みもありません。白い斑点が見られることが特徴で、適切なケアを行うことで自然に治癒する可能性があります。フッ素塗布や正しい歯磨きが効果的です。


◆ C1/歯の表面の虫歯(エナメル質)
エナメル質に小さな穴が開いたC1の状態では、痛みはほとんどなく、歯の表面に変色が見られます。治療は虫歯部分を削り、レジン(歯科用プラスチック)を詰めることが一般的で、麻酔は不要です。レジンは光で固まり、見た目も自然ですが、経年で変色することがあります。C1の治療は削る量が少なく、1回で済むため、治療費も抑えられます。


◆ C2/神経に近い虫歯(エナメル質が侵される)
虫歯が象牙質まで進行すると、冷たいものがしみたり痛みを感じることがあります。治療は虫歯部分を削り、インレー(詰め物)で補います。広範囲の場合はクラウン(被せもの)が必要で、治療には複数回の通院が伴います。C2の虫歯は早期治療が重要です。


◆ C3/神経まで進んだ虫歯(歯髄まで侵される)
虫歯が神経に達すると、激しい痛みや腫れが生じ、根管治療が必要です。この治療では、局所麻酔を施し、感染した神経を取り除き、根管を清掃・消毒します。治療後はクラウンを被せて歯を強化します。根管治療により、歯を保存し、正常な機能を回復できます。


◆ C4/歯が崩れた末期の虫歯(歯冠部まで侵される)
虫歯を放置すると、痛みがなくなることがありますが、これは神経が壊死したためです。この状態では、根に膿が溜まり、再び激しい痛みが生じることがあります。治療が難しくなり、最終的には抜歯が必要になることもあります。抜歯後は、ブリッジや部分入れ歯、インプラントで失った歯の機能を補う必要があります。早期の対応が重要です。

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